【メンタルヘルス体験談】自分と向き合い、受け入れること

日常生活

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ある日、妻から相談ごとをされた。

「職場の同僚がメンタル不調を訴えている。力になってあげたいが、どう接すればよいだろうか。」

確かにメンタルに関する問題はセンシティブな話題だ。

単に休めば治るというものではない。

私は過去に精神疾患を患い休職を余儀なくされたことがある。

今回は私の実体験に基づくメンタルヘルスについて。

<注意>本記事は個人の体験談を綴ったものです。治療方法についての効果を保証するものではございません。

まずは相談

メンタル不調というのは誰にだって起こり得る症状だ。

トム・クルーズだろうが大谷翔平だろうがその可能性は秘めている。

別に恥ずかしいことではないし、変なことでもない。

だから何をしても気が晴れないなとか、心が疲れたなとかを感じたら身近な人に相談しよう。

家族、友人、同僚、上司、先生、先輩、誰でもいい。

言葉にして伝えるということは自分の気持ちを整理するという点でとても重要なんだ。

症状が軽微であれば誰かと話すだけで解消されることもある。

webや書籍の情報は?

閲覧して問題ない。

いろんなケースがあって、いろんな人がいるということを知ろう。

注意したいのが特定の情報を鵜呑みにしないこと。

webの情報は匿名性が高く誰が書いているのか分からない。

真偽性も不確かだ。

書籍の情報はwebと比べて素性が確かなことが多いが、本が売れてナンボという考え方もあるので脚色されていることもある。

絶対に正しい!と決めつけず、こういう考え方もあるんだな程度にとどめよう。

自分の心の状態を多角的に見ることができれば、解決の糸口が見つかることだってある。

専門医

身近な人には逆に相談し辛いという人は医療機関をあたってみよう。

職場に産業医がいれば話をしてみるのがいいし、学生であれば保健の先生。

他にも精神内科やメンタルカウンセリングを行っている医療機関はたくさんある。

直接通院できない・したくないという人はオンライン診療というものある。

オンラインカウンセリング「Kimochi」

 

とにかく自分ひとりで抱え込まないことが大切なんだ。

ここでのポイントは全ての医師やカウンセラーが同じクオリティで診察・治療を行ってくれるわけではないということ。

メンタル不調にかかってしまう原因は人それぞれであり、最適な治療方法も異なる。

だから、風邪や虫歯治療のようにはいかない。

担当した医師やカウンセラーとの相性も当然ある。

提案された治療方法が自分に合っていないと効果が無いどころか回復しないことが焦りとなり、自分を責めてしまうことだってある。

1度の診察で相性を判断するのは軽率かもしれないが、なんだか腑に落ちないなと感じたら別の医療機関を訪ねてみよう。

体験談

ここで私の体験について具体的に紹介しよう。

 

何をしても全く楽しくない。

ドライブをしていても、映画を見ていても、おいしい料理を食べても、、、

結局月曜日はやってくる。

今の生活からは逃れられないんだ。

そんなことばかり考えていた。

親に相談した。

「更年期障害だな。まぁ気楽にやんなよ。」

気遣ってかけてくれた言葉なんだろうけど全く心に響かなかった。

 

妻に相談した。(当時はまだ未入籍)

「あまり抱え込まず自分のペースでいいんだよ。」

ありがとう。でもそうじゃないんだ。

 

産業医に相談した。

「何をやっても気が晴れないときはありますよ。気分転換が必要ですね。湯舟にゆっくりつかってはいかがかな?」

そんなのとっくにやっている。

といった具合に身近な人に相談しても解決しなかった。

人は自身が経験したことしか分からないので、それ以上のアドバイスなんてできっこないのだ。

専門医にも相談した。

「そもそも今の世の中がク○。当然会社も○ソ。6割くらいのペースで仕事してりゃクビにはなりませんって!」

別の専門医

「なるほど、じゃあクスリ出しておきますね。辛いときに飲んでください。はい、次のかた~」

…実話である。

藁をもすがる気持ちでwebや書籍を読み漁っている内にHSPという存在を知る。

HSPについての詳細は割愛するが、自分が抱えている悩みとマッチする点が多い。

ハイリー・センシティブ・パーソン – Wikipedia

これかも、、、

調べてみるとHSP専門の医療機関というものがあるらしい。

そして出会ったのが宇賀神先生。

宇賀神 亮|HSP特別外来カウンセラー|note

間違いなく自分の人生のターニングポイントだった。

宇賀神先生のカウンセリングはワークを通じて腑に落ちる、心が安らぐという状態を経験し体得するというもの。

・自分はどういった気質の持ち主なのか

・どういった場面で自分の心が乱れるのか

・気持ちが乱れた際に自分を落ち着かせる方法とは

今までモヤモヤしていたものを全て明らかにしてくれた。

例えば、自分の行動にストレスポイントを付ける

詳しくはこちら。

【日々の生活で考えること】ストレスを溜めないマインドセット
―本ページはプロモーションが含まれています―ストレス社会私が社会人になった20年以上前には既に言われていた。たしか学生時代、更にその前から言われていた気がするのでかれこれ30年以上はずっとストレス社会が続いている。いつまで続くんだストレス社...

宇賀神先生のカウンセリングは月に一度、約半年通院した。

そして今はもう大丈夫でしょうというお墨付きをもらっている。

回復したあとでも心のメンテナンスとして通院してもらっていいし、実際にそうしている人もたくさんいるとのこと。

他人に対してここまで気持ちに寄り添ってくれると感じたことは無かった。

なので宇賀神先生との出会いは本当に奇跡だったんじゃないかと思っている。

宇賀神 亮|HSP特別外来カウンセラー|note

原因は何だったの?

自分の成長を自分で抑制していたこと。

アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態だ。

もどかしく苦しい。

その鬩ぎあいで心がどんどん摩耗していった。

経験し、学び、成長すること。

これが私の求めていたこと。

でも抑制していたのは無意識に自分をかばっていたんだ。

経験したい→じゃあ、この仕事お願い。

学んだ→やる気あるよね、この仕事もお願いね。

成長すれば→これもやって。あなたならできるでしょ?

と他人の言動にかき回されていた。

自責思考と自己犠牲を履き違えてしまいどんどん消耗していった。

理想の自分を求めれば求めるほど乖離が広がっていくような感覚。

とても疲れてしまった。

ならば成長なんていらないという考えに至った。

そんなだから人生がとてもつまらなかった。

別に誰かが悪いわけではない。

自分の考えかた次第なんだ。

そのことに気づいたとき目の前にはとても広大で新しい世界が広がっていた。

自分と同じく悩み苦しんでいる人がいれば力になりたい。

そういう気持ちになったんだ。

最後に

考え方一つで人生は変わる。

こういった話をすると、結局それって気分次第ってこと?

そんなの気休めで根本解決じゃないと思うかもしれないが、実は考え方が根本。

自分ひとりの気分で世の中は変わらない。

楽しいときも気分が落ち込んでいるときも世界は変わっていない。

見え方が変わっているだけだ。

繰り返しになるがメンタル不調は誰にでも起こり得る。

恥ずかしいことではないし、自分を責める必要なんて全くない。

自分を知り、受け入れることで新しい世界が広がっていることに気づく。

自分を救えるのは自分だけなんだ。

オンラインカウンセリング「Kimochi」

 

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