【コロナ感染】病によって深まる家族の絆。

日常生活

次男が誕生し4人パーティとなった我が家。

子供が一人増えただけでそれはもう賑やかである。

次男は約3時間おきのオムツ替えと授乳が必要。

そして次男にかまってばかりだと2歳の長男が「自分の世話はどうなっているのか!」とグズりだす。

常にパーティタイム、お祭り状態。

そんな我が家に危機迫る。

今回はコロナ感染で家族について思ったこと。

あまり流行っていないが

コロナ発覚2日前。

なんだか体がダルく、喉が痛い。

若干の寒気もある。

最近寒いし育児の疲れもあるんだろう程度に思っていた。

しかし、なかなか良くならないので最寄りの病院へ。

待合室で雑誌「Tarzan」を読む。

仕事は手抜きをするべきか。

なるほど覚えたぞ。

名前を呼ばれて通されたのは診察室ではなく隔離室。

発熱の症状があるのでインフルエンザの検査を推奨するとのこと。

同時にコロナの検査もできるようだ。

インフルは予防接種を受けているし、コロナなんて今時ねぇ。

でも安心を金で買えるなら安いものだ。

お願いした。

菜箸くらいの長さがある綿棒を鼻に突っ込まれグリグリされる。

その時の滑稽な顔たるや。

もし世界変顔選手権があれば優勝する自信があるぞ。

長尺綿棒グリグリの刑を処された後は結果を待つ。

待っている間、壁の張り紙が気になった。

重症化や後遺症を抑えることができるコロナ治療薬。

値段は3割負担で、、、14,800円!

ブフッ、高っかw

あぁ、きっと一桁間違えちゃったんだね。

お医者さんだって人間だもんね。

仕事は手抜きをするべきとTarzanにも書いてあったもんね。

などと自己処理していたら医師がやってきた。

判定は、、、

コロナですね。最近は流行って無いんですけどね。あっ、クスリも一応あるんですけど高いんですよ。どうします?

と壁に目を向ける医師。

14,800円か、、、

遠い目で壁を見つめる私。

独身時代なら「そんなものいらん!」か「不要だ!」の2択だったのだが今は家庭を持つ身。

もはや自分一人の身体では無いのだ。

何より重症化したり後遺症が残ったりすると困る。

コロナ発覚ということよりも薬の値段でイスからズッコケそうになりつつも処方してもらうことにした。

調剤薬局にて

コロナ治療薬の他、うがい薬や喉の炎症を抑える薬などを処方してもらった。

支払い金額、、、16,000円。

ハックドラックのレシートでこんな金額初めて見たわ。

ク◯コロナが!飲みきらずに治してやるからな!

ちなみにこちらが薬。

今回は5日分で計7錠処方してもらった。

価格ゆえ桐箱にでも入ってんのかと思ったが普通だった。

話しは前後するが薬局の待ち時間に考えていたことがある。

それは妻への報告。

この時点で選択肢は2つ。

A.コロナに感染したことを伝える。

B.黙っておく。

どう考えてもAだと思うのだが、妻は次男の出産後間も無い時期。

フィジカル的にもメンタル的にも不安定な時期だ。

そんな妻に余計なストレスをかけたく無いという考えだ。

このまま症状が落ち着けばただの風邪だったで済むだろう。

しかしそれは人生のパートナーを信頼した行動と言えるのか?

自分が相手の立場だったらどう思うだろうか?

以前読んだ書籍には次のように記してあった。

心の品格がある人は相手の身になって考えることができる人。

言葉は心の服装のようなもの。

心の品格がある人になりたくば美しい言葉を使い、心の服装を整えるべし。

、、、ク◯とかいっちゃダメ。

帰宅後

コロナに感染したことを妻に伝えた。

何かを咎めるわけでもなく、自宅療養中の育児は自分が引き受けると。

長男にはしばらくかまってあげられなかったから丁度良い機会だと。

全く頭が上がらない。

黙っておくなんて考えが頭をよぎった自分が恥ずかしい。

相手を気遣うどころが黙っておくことで自分は悪く無いという他責思考になっていたんだろう。

妻よ。ありがとう。

ところでコロナ感染なんて想像もしなかったので長男とはお風呂もいっしょに入っていたし、同じ布団で寝ていた。

でも長男はとても元気。

どうなっとるんだ?

そういうわけで父のコロナ感染という一人芝居は盛大に滑ったところで無事閉幕。

めでたしめでたし。

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