【サガを語る】初めてプレイしたのは何サガ?

Sa・Ga

2024年で35周年を迎えたサガシリーズ。

タイトルは累計15作品にもおよぶ。(2024年10月)

初めてサガシリーズをプレイしたのがロマサガ2リメイクでたちまちファンになったという人もいるだろう。

一方、アンリミテッド:サガが初めてでゲームの進め方が分からず開始5分で詰んだという人もいるだろう。

世代を超え、国を超え、多くの人たちに愛されてきた作品たち。

今回は重度熱心なサガファンの私が初めてプレイしたサガについて思い出とともに魅力を語る。

Sa・Ga2 秘宝伝説

私が初めてプレイしたのはこのタイトルだった。

画像引用:公式HP

ゲーム概要

Sa・Ga2 秘宝伝説』(サ・ガ ツー ひほうでんせつ)は、1990年(平成2年)12月14日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)からゲームボーイ(以下、GB)用ソフトとして発売されたコンピュータRPGサガシリーズ第2作。北米版のタイトルは『Final Fantasy Legend II』(ファイナル・ファンタジー・レジェンド・ツー)であり、ファイナルファンタジーシリーズ外伝の扱いになっている。

引用:ウィキペディア

記憶が確かであれば親にソフトを買ってもらったのは1991年の秋。

私が小学3年生の頃だったと思う。

ゲームの発売時期とはややズレるので私がプレイしたのはリリースされて少し経ってからという時期だ。

きっかけは仲の良かったゲーム好きの友人からのススメだったかな。

箱がデカい

当時ゲームボーイのカートリッジ本体サイズは6cm×6cmくらいで子供の手のひらにのるくらいだった。

そのカートリッジ本体がパッケージイラストの書かれた化粧箱に収まっている。

通常の化粧箱のサイズは10cm×10cmくらいだった、、、と思う。

これに対しサガ2の化粧箱は通常の1.5倍はあった。

引用:ゲームボーイ サガ2 SAGA2 秘宝伝説 – メルカリ

化粧箱をデカくしても特別な付属品が入っているわけではない。

それでも何だか得をしたような、特別なものを買ってもらったような、そんな感覚だったのを覚えている。

主人公を選べる

今では主人公を選べるとか様々なタイプがいるとかは珍しくない。

だが90年代はまだまだ多様性とは無縁な時代。

主人公ゆうたら正義感溢れる熱い青年(もしくは少年)と相場が決まっていた。

でもサガ2は違った。

男でなくてもいいし、メカやモンスターでもいい。

引用:saga2~秘宝伝説~その1 – サンテのレトロゲーム談義

 

この辺りの自由度は特に斬新だった。

とはいっても自分も含め周りの友人たちも「にんげんおとこ」を主人公に選び自分の名前を登録。

仲間の3人はパッケージにならいエスパー、メカ、モンスターという構成が多かった。

唯一分かれるとすればエスパーに「おとこ」を選ぶのか「おんな」を選ぶのか。

令和の小学生はどうか知らないが、昭和生まれの小学生にとって女性キャラを自らパーティに加えるというのはとんでもなく勇気のいる行動だったのだ。

ましてやその女性キャラに好きな女子の名前をつけようなんて目から鼻血が出るくらい恥ずかしかった。

だから「けっ、女なんか入れられっかよ」と自分の本音を押し殺しエスパーおとこをパーティメンバーに選ぶという男子は多かった。

ちなみに私は羞恥心などとは今も昔も無縁。

エスパーおんなに好きな女子の名前をつけていっしょに冒険した派です。

メカにすればよかった

にんげんおとこ=自分の名前
エスパーおんな=好きな女子の名前
メカ、モンスター=適当な仲のいい友人2名

というパーティ構成でストーリーを進めていくとあることに気づく。

メカがとてつもなく優遇されている。

武器の使用回数は通常の半分になるが宿屋で回復可能。

さらに武器を装備するだけで能力アップ。

引用:サガ 2秘宝伝説 オーディン戦後 メカ最強装備の考察 – すてきな旅に出よう

特に重要なすばやさもどんどん上がる。

サガ2はバトル終了後に能力が上がるシステム。

だから敵を倒さないとパーティは強くならない。

小学生男子にとってはちからこそ正義。

すばやさなんて女々しい能力には興味すらなかった。

でもこのサガ2はすばやさが特に重要。

すばやさ値が低いと攻撃が当たらない、かわせない、行動順が遅いといいことがないのだ。

そして感覚論となり恐縮だがすばやさ値がとにかく上がりにくい。

だから手軽にパワーアップできるメカを主人公にすればよかったと惜しむ男子が全国に出現した。

重火器というロマン装備

RPGの装備品、主に武器でいえば○○の剣とか△△の槍とかが一般的だったし、別に変だとも思わなかった。

でもサガは違った。

サブマシンガンみたいに重火器が存在する。

さらに複数装備できるのでパッケージイラストのように刀も、重火器も装備できるのは少年の心にぶっ刺さった。

武者ガンダムなんかも当時流行っていたしね。

BGMかっこいい

ゲームボーイの音源はパルス波(矩形波)2ch+波形メモリ音源1ch+ノイズ1ch

忖度なしに言えばピコピコ鳴っているような音だ。

だけど今聞いても名曲ばかり。

1歩エンカウントなんてザラに起こるのでバトル回数は多い。

その点においてバトル曲に飽きがこないというのはほんとに素晴らしい。

ラストは…

正直あんまり覚えていない。

すごい感動的なエンディングだった!ではなかったんじゃないかな。

多分、やっと勝てた、、、

そんな感じ。

引用:SaGa2 秘宝伝説(エンディング) | ゲーム(FFやDQ攻略)、東海地方の話題(花)

もう30年以上も前のことだし、Youtubeのプレイ動画を見てそういえばなんか記憶にあるな程度。

まぁその辺りは小学生だったのでストーリーが云々より、強い武器を手に入れてスゲーってなる方に重きを置いていたんだと思う。

結局のところ

子供の頃って足が速いとかサッカーが上手いとかでクラスのヒエラルキーが決まる。

デブで運動音痴でコミュ症だった私がこの分野なら勝てるというのがゲームだった。

ゲームって非生産的な行為だし、いくら時間をかけてもその労力を金銭で回収することは難しい。

大人になればますますそう実感する。

家事や育児、本業をないがしろにすることなんてできない。

だからあの頃サガ2をプレイできてホントによかったなと心から思う。

もし我が子がサガ2をやってみたいと言い出したときには私が覆面を被って導いてあげよう。

息子よ、、、メカはよいぞ。

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