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メガーヌR.S.(BBM5P)を愛車として迎えてからもうすぐ2年になる。
このクルマとはいろんな思い出を作ってきた。
キャンプ、家族旅行、カーイベントへの参加などなど。
振り返ってみればどれも貴重な経験ばかりだ。

まだまだ乗り続けるつもりでいるが、ちょうどよい節目に感じたので改めて愛車レビューの記事を書くことにした。
とはいえメガーヌR.S.はすでに多くのモータージャーナリスト達がインプレッションしているし、素人の私が出来もしない逆立ちをしたところでプロのようなレビューが書けるわけもない。
そのため私が普段使っている日常での評価という視点で綴っていく。
通勤快適
私の主な使い方は通勤だ。
ニュルブルクリンク最速のDNAなどとは全く無縁な使い方をしている。

開発テストドライバーのロラン・ウルゴン氏がそれを聞いたら多分ズッコケるだろう。
しかしメガーヌは非常に懐の深いクルマでそんな使い方にも十分対応できる。
それを可能にしているのが状況に応じて切り替えができるドライブモード。
メガーヌR.S.のモードは4つある。
ノーマル
標準的な走行モード。
とりあえずコレで走っていれば問題ない。
一般道~高速道路まで難なくこなせる。
この状態で走るメガーヌは実に快適。
ミシュランPS5というスポーツタイヤを履いているためロードノイズは聞こえやすい。
人の声にストレスを感じやすい気質の私はジャズなどを流しながら快適に通勤している。
スポーツ

走りのモード。
パワステが重くなりエキゾースト音が大きくなる。
シフトチェンジのタイミングが3000rpm付近まで引き上げられ、鋭い加速が楽しめる。
元気100倍ホットハッチ!といった感じだ。
ワインディングや休日前の帰宅時なんかはこのモードを使うことが多い。
レース

スポーツモードをより過激にしたモード。
横滑り防止装置やらアクティブブレーキやらがいろいろOFFになるスパルタン仕様。
あまり使わないがノーマルとスポーツの2種類じゃさみしいもんね。
コンフォート
使わない。
とにかくエンジンの吹け上がりがかったるくクルマ自体が重く感じる。
コンフォートってこういう事ではないような…
4コントロール

メガーヌはDASSやHCCなど走りに特化した機能満載だ。
しかし通勤レベルではそこまで体感できない。
一方4コントロールはその恩恵を感じることができ、長めのカーブでノーズがスーッと入る感覚はFRの操作性に近いものがある。
ユーティリティ
車格としてはCセグメントにカテゴライズされる。
日本車でいうなればカローラスポーツのような立ち位置だ。
だから使い勝手としては必要十分。
週末の買い物の際にもラゲッジスペースにベビーカーを乗せ後部座席には妻と子供が座る。
購入した品物も食料と日用品程度であれば荷室に収まる。

後席への乗り降りは少ししづらい。
身長173cmの私でも頭をぶつけないように気をつける必要がある。
身長160cmの妻は特に問題はないようだ。

全幅が1875mmあるため機械式の駐車場に入れるときはやや気をつかうが一般道での扱いづらさを感じることはない。
燃費
このクルマに燃費性能を求めるのは野暮というものだがやはり気になる数値。
私の主な使い方は通勤。
ストップ&ゴーを繰り返すシチュエーションは多い方だと思う。
それでも平均燃費は11km弱で10kmを下回ったことはない。
車両のパフォーマンスを考慮するとこの数値は立派だと思う。
華やかなボディカラー

少し話がそれるが気に入っている要素なので触れておく。
愛車のボディカラーはオランジュトニックメタリック。
和訳すると”金属光沢のある元気な橙色”
私はメガーヌを購入するならこのボディカラーと決めていた。
クルマに興味のない妻もいい色と言ってくれる。
メタリックが強い色で太陽光の下だと黄色に近いくらい明るく輝く。
光の当たり方で明暗がくっきりと出るためフェンダーラインのメリハリが効いてとても美しい。
目立つ色ではあるがいやらしさはなく華やかなフランスのイメージを上手く表現していると思う。
トラブルや気になる点
絶対にここだけはダメという点はなく、全体的に完成度の高いメガーヌR.S.だが気になるところはちょいちょいある。
警告灯&エンジン回転数が上がらないトラブル
これは過去の記事でも紹介した内容。

エンジン再始動で治るのだが原因が分からないのが気持ち悪い。
↓過去記事

オートワイパーの感度
ワイパーをオートモードにすると雨量をレインセンサーが感知して作動速度を自動で設定してくれる。
しかし小雨程度でも突然高速作動したり、そこそこ降っているのに遅かったりする。
日本の雨事情とは相性がよくないのかもしれない。
ラゲッジスペースに水が入る
洗車後や雨天走行後にラゲッジスペースを開けるとドアを伝って水が勢いよく車内に入ってくる。
ゆっくりとドアを開ければ防げるのでこれは初見殺し要素かな。

総評
すべてがちょうどいい。
これはあくまで私の価値観と使い方が前提となるので全ての人に当てはまるわけでは無いことをご了承頂きたい。

特にこんな人にはオススメだ。
・走りが好き
・家族を乗せることがある
・クルマやそのメカニズムについて色々語りたい
・メーカーのイメージやクルマ作りに対する姿勢に共感できる

メガーヌR.S.はすでに生産終了。
新車で購入できるのは在庫車両のみとなっている。
ルノースポールはアルピーヌに統合されるという話があったり、やっぱり残すという話があったりメーカー側でも決めかねている状況のようだ。
元気いっぱいでちょっとおバカで憎めない相棒。
昨今ではそんなクルマも少なくなってきている。
気になる方は一度販売店を訪ねてみてはいかがだろうか。
最後に広告となり恐縮であるが「ズバット車販売」では中古車市場に出回る前の車両を紹介してもらえる。
近隣店舗に目当ての車両がないというユーザーはこういったサービスを利用するのも手だ。

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