他責思考の人と自責思考の人、世の中の人間は大きくこの2種類に別けることができる。
前者はとにかく自分は悪くないことを主張する。
周りが悪い、世間が悪い、時代が悪いetc…
それに対して後者は自分にできることは何だろうかを常に考える。
人の価値観はそれぞれなのでどんな思考で生きるかは自由だ。
しかしどちらの考え方がより豊かな人生を送ることができるかは明白。
今回は日常生活で分かった、考え方が人生を変えるお話。
誰もハッピーにならないセット
8月某日、とあるファストフード店を訪れた。
「M」から始まる小さい子供にも、大きな子供にも人気のお店だ。
お昼どきに混みあうのは予想していたがその日は様子が違った。

大きな子供たちが殺到している。
何だか所作の貧しい人も見受けられる。
その人たちは活力を感じないというか、映画バイオハザードのゾンビを見ているようだった。
あとで知ったのだが、セットメニューの限定景品を目当てに群がっているゾンビたちだった。
このゾンビたちは景品をフリマサイトで売却し利益を上げようとする転売ヤーとも言われる存在だ。
で、ゾンビは人間と食事が異なるのでハンバーガーは食べず廃棄。
ゾンビどもに店を蹂躙され景品がもらえず泣き崩れる子供たち。
飢えをしのごうと捨てられた食品に手をつける人。
この日、日本各地で地獄絵図のような光景が広がっていた。
これらの様子はSNSでも拡散され、ゾンビ対策を強化する声が上がった。
まぁここまではいい。(よくは無いが、、、)
問題はそれらが曲解され、○○人が悪いといった声も上がっていたこと。

もう名前だしちゃうけど、マックの現CEOって香港出身。
でも全ての外国人が悪いことにはならない。
私がこれまでに関わった人で海外出身の人はたくさん居たし、今の職場にもいる。
みんな誠実で心豊かな人たちだ。
過去にも転売ヤー問題は騒がれていて対策が不十分だったマックにも非はあるが、出身地が○○だから悪いは違う。
それって結局自分達は正しくて、周りが悪いって言っているようなもんよ。
関わらない
SNSで転売ヤーを非難するコメントを何度か見たことがある。
でも実際に転売ヤーを目撃したことがなかったので、よく見た目で分かるなぁと思っていたんだ。
今回の件でそれが理解できた。

先にも触れたが所作が貧相。
心の貧しさが表れている。
そして圧倒的な負のオーラを放っている。
自分だけがよければいい、自分は正しい、悪いのは周り、世の中、時代…
少しでも近づけば毒されてしまいそうだった。
だから関わらないのが一番。
問題を無視するのとは違うので、「転売ヤーからはモノを買わない」というのが正しい。
結局需要があるから奴らは湧くんだしね。
自己犠牲とは違う
ここで自責思考に近い言葉で自己犠牲というものに触れておく。
おさらいすると自責思考というのは何か物事に対して自分にできることは何かを考えることだ。
対し、自己犠牲とは何か物事に対し自分が犠牲になれば全て丸く収まるのでは?という考え。
ポイントは自分が我慢すればうまくいくと思っているということだ。
でも丸く収まらないことが多い。
なぜなら、自分がそう思っているだけだから。

なぜ自分が犠牲になったのに物事がうまく運ばないんだ?
自分の犠牲が足りないからか?
なんてどんどん負のスパイラルに飲み込まれていく。
だから自責思考というのは決して自分を責める考え方ではないんだ。
スカッと生きようぜ
こんな記事をここまで読んでくれる人は稀だと思うし、別に誰かを更生させたくて書いてもいない。
結局何が言いたかったかというと、
自分にできることを全力でやれば、他人に利用されることなく楽しく気持ちよく生きれるぜ。ということ。
ってZZガンダムでジュドーが言ってました。
おしまい。
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