前編からの続き。
以前アルファベットから始まる自動車メーカーは26文字全て存在するのか?(前編)という記事を投稿した。
今回はその後編について話していきたいと思う。
まだ見ていないという読者は前編もご覧いただくとより楽しめるはずだ。

さて、残るはW~Zまでの自動車メーカーの紹介である。
W Motors
Lykan HyperSport。
この名に聞き覚えのあるユーザーも多いのではないだろうか。
そう、あのワイルド・スピードにも登場したマシンである。
ネタバレを避けるため作中での描写はここでは控えさせて頂く。
クルマ好きを自称する身でありながら社名については無知であった。
全くお恥ずかしい限りである。

HyperSportの名は伊達ではなく、740hp、960N・mを3.7Lツインターボエンジンから搾りだす。
最高速度は395km/hとまさにHyperな1台である。(画像はwikipediaより)
Xpeng シャオペン
中国の新興EVメーカーである。
現在のラインナップは4車種。(2023/12月時点)
フラッグシップのP7・スタンダードモデルのP5・SUVタイプのG9・コンパクトSUVのG3iとなる。
私はEVに関しては全くと言っていいほど関心がなかったのだが、第1子の誕生を機に少し見方が変わった気がする。
いずれ我が子もクルマの免許を取り、その頃にはEVや自動運転などは今より進歩しているに違いない。
後の世代にクルマの楽しさを継承する為にも、私のような自称クルマ好きがEVを食わず嫌いしないようにと思う所存である。(画像はwikipediaより)

Yulon ユーロン
設立は1953年。台湾の自動車メーカーである。
設立以来、日産と技術提携をしてきたが2009年にオリジナルの高級ブランドのLuxgenを立ち上げる。
販売不振により2020年には中国本土から撤退したが台湾市場では販売を継続している。
日産と技術提携を続けていたこともあり、複数のカメラを通じて上空から見回したように周囲を確認できる機能や車線逸脱防止支援システム、夜間の視界補助機能といった先進安全技術が搭載されている。Luxgen S5 Turbo(画像はwikipediaより)

Zenoscars ゼノスカーズ
2012年に設立されたイギリスのスポーツカーメーカー。
車種展開はZenos E10(NA)とE10S(Turbo)の2種類。
どちらも非常に純度の高いライトウエイトスポーツである。
まずE10の車両重量はわずか700kg。
パワーユニットはFord製の2.0L直4エンジンで出力は200bhp。
一方E10Sの重量は725kg、250bhpを発生するFord製2.0L直4ターボエンジンを搭載する。
注目のパワーウエイトレシオはE10Sの場合、2.9と優れた数値。
昨今では稀な純ガソリンエンジン+軽量スポーツを味わえるクルマである。

まとめ
4メーカーそれぞれ個性が立っているのが書いていて面白かった。
前編も通じての所感としては自分の知らぬメーカーやクルマがまだまだ存在し実は意外なつながりや歴史があったりと調べるのは率直に楽しかった。
ユーザー各位もこの記事をきっかけに興味をもって頂けたら幸いである。
コメント