2歳児と行く新幹線旅。旅先のトラブルは成長の栄養だった

<日常と趣味の、ゆるい記録>

2歳児と新幹線に乗るッ!

それだけで、ちょっとした冒険だ。

・泣いたらどうしよう。

・飽きたらどうしよう。

・周りに迷惑をかけたらどうしよう。

いろんな不安を抱えながら私は2歳の長男と二人で新幹線に乗った。

そして案の定、事件は起きた。

車内で突然の嘔吐。

周囲の視線、焦る親、泣き出す子ども。

完全にリタイアだと思った。

でもそのとき、乗務員さんが見せてくれた対応に、心が救われた。

長男との二人旅

昨年末から計画していた旅。

旅といっても福井県の実家に帰省するだけだが。

今回の帰省には一つ大きな目的があった。

それは長男を、私の祖母に会わせることだ。

祖母は今年で93歳になる。

特に大きな病気はしていない。

でも年相応に老いている。

不謹慎だが、いつ何が起こってもおかしくない年齢だ。

もう少し子どもが大きくなったら帰省しようかと考えていたが、後悔はしたくなかった。

それが旅の一番の目的だ。

いざ、新幹線

幸い長男は乗り物に興味がある。

新幹線も大好きだ。

乗車後は興味津々で車窓からの景色を見ていた。

が、10分くらいで飽きる。

これは想定内。

よくもったほうだと思うぞ。

スマホで動画を見せる。

音は出せないので映像のみ。

子どもの記憶力や想像力は大人が思っている以上に発達している。

おそらく本人の脳内でセリフが再生されているんだろう。

乗車して約1時間半が過ぎた。

いよいよ動画にも飽きる。

これも想定内だ。

ジュースとお菓子を食べさせる。

しばらくして……突然吐き戻す。

これは想定外。

本人もびっくりしたのか、泣き出してしまった。

落ち着け、慌てるな。

こういうときは、まず子どもを落ち着かせることが大切。

「大丈夫だよ」と背中をさすりながら声をかける。

通路を挟んだ先の、とっつぁんボウヤのぼやきが聞こえた。

「くっせぇ」

この、げろしゃぶ野郎が。テメー、後でオラオラな。

とはいえ、周囲に迷惑をかけているのは事実。

手持ちの手口拭きとお尻拭きで、汚れたシートの清掃をする。

子どもの着替えも完了させる。

で、車内電話で乗務員さんに連絡。

すぐに駆けつけてくれた。

吐いたものはすべて拭き取ったが、シートには臭いが残っており不衛生な状態だ。

事情を説明。

すると、

「では、シートごと変えちゃいますね」

えっ?!そんなことできるの?

シートの座面だけ外して、3分もかからず交換終了。

ラリーメカでっか。

あらためて、迷惑をかけたことを謝罪する。

このとき特に印象的だったのが、パーサーの女性。

「お子さんの体調は大丈夫ですか?」

と、子どもの心配をしてくれたんだ。

長男は慣れない環境で乗り物酔いをしただけで、そのあとはケロッとしていた。

清掃代金について尋ねたところ、

「いえいえ、そんなのいいんです!」

「おしぼり、お渡ししておきますね。困ったことがあったら、いつでも声をかけてください」

初めての経験、特に旅先でのこういった親切は、本当にこころに染みる。

もしどこかで同じように困っている人がいたら、助けてあげよう。

そんな気持ちになった。

帰省後…

旅は人を成長させるという。

でもそれは、ただ観光地を巡ることじゃない。

想定外のトラブルに出会ったとき、どう向き合うか。

その積み重ねなのかもしれない。

帰省してから長男に聞いた。

「新幹線どうだった?」

すると長男は即答した。

「たのしカタ!」

吐いたことはノーカウントらしい、、、

たくましくて、なりより。

あっ、げろしゃぶ野郎をオラオラするの忘れてた。

まぁいいや。

それも、いい旅の思い出だ。

to be continue…

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