みなさん、こんにちは。「ぞっぱ」です。
今回は40歳を過ぎた今だから刺さる!「湾岸ミッドナイトの名セリフ」についてです。
「湾岸ミッドナイト?何それ?」という方向けにざっくり説明すると、首都高、走り屋、公道バトルをテーマとした週刊ヤングマガジンで連載していたマンガです。サブタイトルが変更され第2部、3部とあり、この記事を書いている2024年9月時点では第4部が連載中。
あまり長い前振りは控えて早速見ていきましょう。
※注意!思いっきりネタバレを含みます。
登場人物や背景などに降れると読む方も疲れてしまうので、割愛します。ご了承ください。
原田(Z31)の父
「無理はするなよ。もしかしたら、まわりはスゴい人達かも知れんが、お前はお前のペースでやっていくしかないんやしナ。」
原田父が原田に対して言ったセリフ。
当時は原田父が息子に対し、気遣いで言っているんだな。程度にしか思っていませんでした。
20代、自分はなんでもできるとがむしゃらに仕事に取り組んだ。30代、もっと上を目指さなければ…まわりに追いつけ追い越せで頑張ってきた。40代になり段々衰え、少し疲れてきたナ…と感じてきた今こそ刺さるセリフ。
FLATレーシング 黒木(R33 GT-R)
「大事なコトは誰も教えてくれない。それは自分でわかっていかなきゃならない」
小さいころは親が。学生時代は先生がいろいろ教えてくれた。今、大事なコトは何だろう。金か、クルマか、結局自分の価値観が分かるのは自分だけなんだと気が付いたセリフ。
ACE 智也(R32 GT-R)
「好きなように生きると、好きな事をして生きるは全然違う」
これ、若い頃は全然わかりませんでした。マンガの人物とは言え、二十歳くらいで分かる智也が羨ましい… 20代で自分も気づけていたらもっといろんなものが見えていただろうナ…
アキオ(S30 悪魔のZ)
「それは…気持ちを考えるってゆう、あまりにもあたり前のコトじゃないかって…」
「今、何をしていいのか、何をしちゃあいけないのか。教えられないその一番大事なコトを自分で判断していく。自分でわかっていく。あまりにもあたり前のコト」
改めてこのセリフを読んだとき、なんか涙が出そうになりました。こんなこと気にして生きている人がどれくらいいるのだろう。このマンガ、いわゆる非合法な公道レースがテーマなんですが、バトルシーン以外のこういう何気ない一言がクリティカルなんですよね…
GarageACE後藤の知人
「結局どっちを選んでも人は後悔しちゃうんだよねえ。なら その時の自分の気持ちにちゃんと正直がイイよねえ」
進学や就職、結婚など人は生きていく上で様々な取捨選択をする。「あのとき、ああしていれば…」そんなことを考えることもあるだろう。結局ないものねだり。後悔はするんだろう。改めて、「そうだよな…」と感じたセリフ。
山下(Z32チューナー)
「好きだから寝食も忘れて没頭する仕事と、能力のある者が役割として全力を尽くす仕事。じゃあ どっちが上だろう…て」
更に山下とマコトの会話。キャバクラでチューン代を稼ぐマコトに対し、山下は尋ねる。
なぜ、キャバクラで働くのか。とするとマコトはとりあえずワリのいい仕事だったからと答える。
そのときの山下のセリフ
「キャバに意味はないわけだ…じゃあヤメた方がいいよナ…」
「意味のない労働はただすり減っていくばかりだから…だ。」
生活水準も低く、世間体的にもあまり明るくないけどやりたいことを仕事にしていた頃の自分と、上場企業に転職し特に好きではないがワリのいい仕事をする今の自分。どちらが充実しているのか?ただすり減っているだけなのではないか?そんなことを考えさせられるセリフ。
北見(地獄のチューナー)
「今の自分をちゃんと知ってそれから高みを見ろ。今の低い自分を受け入れるのは弱いコトか…?いや…逆だろう」
最後は北見のセリフ。いや、もうね。渋すぎです。何を言うまでもなく直に受け入れられたセリフです。特に低い自分を受け入れることは弱いではない。という部分。自分自身や置かれた環境を受け入れられないと何かうまくいかないとき、結局は他人や環境のせいにするだと思います。
まとめ
気になるセリフはあったでしょうか?最近、また読み返していますので、改めてグッときたセリフがあれば紹介したいと思います。
私は昔からマンガとかゲームのセリフに共感したり、学ぶことが多かったように思います。若いころや学生時代にはあまりピンとこなかったセリフも、改めて読んでみると結構深いことを言っているんだなと新しい発見がありました。やはり名作ですね。
以上、40歳を過ぎた今だから刺さる!「湾岸ミッドナイトの名セリフ」7選!という内容でした。
毎日を自分らしく生きよう。それでは、また。
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