みなさん、こんにちは。「ぞっぱ」です。
先日、雑誌「ENGINE」の読者参加型イベント、「ENGINE x ALPINE x RENAULT Driving Experience」に参加してきました。
アルピーヌA110とメガーヌRSウルティムを乗り比べ試乗をできましたので、記事にしました。特にA110は以前から興味のあるクルマであり、貴重な体験をできましたので、そちらについて重きを置いた内容になっています。
↓イベントの全体内容についてはコチラ
結論
アルピーヌA110…旋回性がよい!ブレーキの効きがいい!その見た目と低いドライビングポジションからかなり手強そう…と思いきや、神経質な印象はない。ポテンシャルは十分に高いのだが、ドライバーにフレンドリーなところはメガーヌRSと似ている。
詳細
多くのジャーナリストから高評価を受けている通り、クルマの完成度の高さは素人の私から見ても分かる。
アルピーヌA110。アルミモノコックによるライトウエイト、MRレイアウトの恩恵は絶大。低いドライビングポジション、フルバケットシートからスパルタンな印象を受けるが、運転してみると極端にピーキーではない。そこまでスピードが出ていなくても十分にスポーツドライビングが楽しめるクルマに仕上がっている。
ドライブを楽しむコツは事前にプロのインストラクターからレクチャー頂いた通り。ブレーキングからターンインにかけてはブレーキを戻しつつ、ステアリングをあてる。旋回が終わったらステアを戻しつつ、アクセルをあける。とにかく丁寧に。急ブレーキや急加速はNG。
今回は比較的フラットな路面で、模擬コース内での試乗だったが是非、高速道路やワインディングも試してみたいと思えるクルマだった。レンタカー借りよっかな!?
ちなみにメガーヌRSウルティムについて少し触れると、やはり「これってFFだったよね!?」というほどよく曲がる!他の参加者からも「FFとは思えない!」と好評だった。
↓メガーヌRSについてのインプレッションは過去記事をどうぞ。
まとめ
ここが〇…旋回性能の高さ、ブレーキの効きの良さ。軽いクルマってこんなに楽しいと実感できる一台。
ここが気になる…プライス。ほとんどが手作業で作られる為、1日10台くらいしか作れないそう。ユーロ高の影響を受け、ベースグレードでも1,000万を超える。
ルノージャポンの方もイベントに同席していたので、いろいろ貴重な話を聞くことができた。
メガーヌRSとアルピーヌは同じプロジェクトチームが担当。ハンドリングに関しては特にこだわって仕上げられている。メガーヌ、A110ともにショックアブソーバー(=ダンパー)にはハイドロリックコンプレッションストップというダンパー内にセカンダリーダンパーを内蔵した特殊なショックアブソーバーを採用。現在のCAD解析技術でも挙動を完全に再現することは困難であり、何百時間も走りこんでセッティングを出したとのこと。
R.S.(RenaultSport)はALPINEにブランドが統合されることが決定している。更に今後は電気自動車も積極的に開発していく模様。欧州のEV化の普及は目覚ましく、各国がインフラ整備を行っている。
「やはりEV化か…」と思ってしまったが、そこはALPINE。実際にA110にバッテリーを搭載し、ガソリン車と同じドライビングプレジャーを提供できる車両を研究中。EV化の波に飲まれることなく「逆に泳ぎきってやる!」と言わんばかりに、自ブランドの個性を追求しているところが頼もしく思えた。ALPINEが放つEVスポーツ、楽しみである。
以上、【体感試乗】アルピーヌA110という内容でした。
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