みなさん、こんにちは。「ぞっぱ」です。
今回は、BYD SEALに試乗した感想を記事にしました。
なぜ、SEALなのか?
Xで「土屋圭市」氏が高評価をしている動画を見たのがきっかけ。土屋氏といえば、多くの実績を残しているレーシングドライバー。その彼が褒めるのであれば、どんなクルマなのか?実際に目で見て、触れて、試乗したい。そう思った私は早速ディーラー(BYD横浜中央店)へ来店予約をし、今回の試乗に至った。
結論
「…次に乗るクルマとして検討の余地アリ!」自分自身でも意外なのだが、そう思った。理由は2つ。
①クルマの完成度。これが予想を大きく超えてきた。手に触れて分かる内装の質感が良い。走りは同じDセグメントの欧州車に近い印象を受けた。
②EVのある生活がイメージできた。私の主な使い方は通勤。往復30km程度であれば、週に1度の充電で済むことが分かった。充電は1クール30分。これにより約20%充電される。ショッピングセンターの買い物ついでに充電する。こういった「ながら」時間を活用できるのはありがたい。
詳細
それでは詳細を見ていこう。
まず、外観。キレイにまとまっている。洗練されたデザインだ。SEAL=アザラシの意味で、海洋生物がモチーフとなっている。
次に内装。大きなセンターディスプレイが特徴。タッチパネル式になっており、ナビ操作はもちろん、エアコン操作もこれで行う。普段、スマホやタブレットを使っていれば、操作性は全く問題なし。シートは本革。ステアリング、ダッシュボートにもステッチが施されており、しっかり作ってあるという印象を受ける。
早速、試乗開始。走りだしは実にスムース。途中、上り坂。アクセルを踏み込むとどんどん加速していく。こういった場面で変速ショックが無いのは、トランスミッションを持たないEVのメリットの1つだ。
そして下り坂。私は普段、エンジンブレーキを多用するので、それが使えないのはやや違和感だったが、おおきなデメリットではない。
EVのデメリットといえば、重量を指摘する声も多い。SEALの重量は2tを超えるが、重さは感じず、しっとりとした上質なセダンの走り。
路面のギャップでは、初期の入力でややゴツゴツ感がある。しかし、車両の挙動がいつまでも残るような不快感はない。上手くストロークさせ、いなしている。2車線道路で、軽くレーンチェンジをしてみた。スッとノーズが入り、すぐに姿勢は安定する。フロア下にバッテリーを敷き詰め、重心を低下。軽量素材を多用し、マス(重量物)を中心化させたことが効いている。
ほどなくして、試乗は終了。
ディーラーへ戻り、スタッフの方に色々話を聞くことができた。
新規参入の自動車メーカーと聞いたのですが、クルマの出来きの良さに驚きました。
BYDは元々バッテリーメーカー。自動車製造の事業には、世界各国からエンジニアが集まっています。特にヨーロッパ出身の技術者が多い。欧州規格を満たすことを前提にクルマ作りをしています。
なるほど、内装や走りの質感が欧州車に近いのはその影響もあるのか。
車検やメンテナンスはどうすればよいですか?見たところ、ディーラーに設備は無いようですが?
整備工場を別に設けてあります。その為、ディーラーに持ち込んで頂ければOKです。
国産ディーラーと同じ感覚でよいそうだ。
サンルーフは標準装備なのですか?
そうです。現状、BYDのクルマにオプション設定は存在しません。ユーザーが選べるのはボディカラーのみです。
良し悪しは人によるが、諸元表と睨めっこする必要は無いというわけだ。
BYDはこれから車種展開を拡張していきます。店舗数も増やす計画なので、もっと身近になっていきますよ。
カスタムSEALを街中で見る日も近い!?(引用:VAGFORGED)
最後に気になる値段について。この記事を書いている2024年10月時点でのSEAL販売価格は1000台限定。今後、価格変更を予定している。また、国や自治体から受けられる補助金も期限がある為、その点は注意が必要。
まとめ
BYD SEALは「次に乗るクルマとして検討の余地あり!」
ディーラー車試乗での成果物は以下の2つ。
①クルマの完成度が高いことが分かった。
②EVのある生活がイメージできた。毎日30km程度の使用であれば、週1回の充電で済む。
以上、【試乗記】BYD SEAL アリなのか?という内容でした。
ではでは。
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