みなさん、こんにちは。「ぞっぱ」です。
今回は自宅で育てているパキラが根腐れを起こしてしまった為、対策として植え替えをしたので記事にしました。ウチのパキラもなんだか最近元気が無いな…そんな方にも参考になればと思います。
現状
年末頃から葉のツヤがなくなり、葉自体がカールするようになりました。幹の部分も柔らかく、やや「ブヨブヨ」した状態。葉は全てしおれてしまった為、カットしました。
これは水やりの管理が適切ではなく、根腐れを起こしている状態。購入した観葉植物店に相談したところ、症状はかなり進行している為、早急に植え替えをした方がよいとのこと。
植え替え作業
私はパキラをハイドロカルチャーで育てています。いわゆる土を使用しない育成方法です。土の代わりに使っているのはスギベースという室内園芸用土。通気性・排水性に優れ保水性も高い為、水やり回数が少なく管理できるのが特徴。
今回の作業を紹介しますのでよければ参考にしてください。
まずは鉢からパキラを取り出します。根を傷つけないように注意しながら、幹の周りのスギベースをほぐしていきます。
パキラの幹を掴んで、引き抜きます。この時、無理やり引き抜くのではなく、周りの土を徐々に落としていきましょう。
根についている土を落としていきます。根腐れしてしまった根は土といっしょに落としてしまいます。逆にまだ生きている根を痛めてしまわないよう、木べらやプラスチック製のスプーンなどを使うとよいでしょう。
土を落とした状態です。細かい根もかなりはっていたので、根つまり気味でもあったようです。
鉢をきれいに洗って、新しいスギベースを入れていきます。まずは底面に押し固めるように入れていきます。
パキラの位置を決めたら、スギベースを詰めていきます。幹の周りはグラつかないように手で少し押して固めましょう。全体をスギベースで満たしたら、作業は完了です。
水やりと栄養剤
根腐れしているとはいえ、発育には水は必須。スギベースを使う場合、水は鉢の容量に対し5分の1が目安です。今回の鉢は通常240mlが適量ですが、控えめの150mlを与えることにしました。更に根の発育を促進させるメネデールも使用しました。
あとは直射日光を避け、できるだけ陽当たりのよい環境で回復させます。春先までは具合を見て、月1回程度に150ml補水するか、断水してしまってもよいかと思っています。
考察と参考
我が家のパキラは4年ほど前に購入。発育環境は問題なかったようで、すくすくと育っていました。
しかし、今年の春~夏頃にかけて少し変化がありました。通年であれば、葉が大きく成長する時期なのですが、細長く、色素も薄い葉しか育たなくなりました。新しい芽は出続けているし、環境や水やりのペースは大きく変えていないので、問題ないだろうと特に対処をしませんでした。今思えば、すでにこの段階で根腐れの兆候があったのかもしれません。後悔先に立たずとは正にこのことですね。パキラにはかわいそうなことをしましたが、これを良き教訓としたいと思います。
ちなみに私がよく行く観葉植物屋さんは「横浜みなとみらい東急スクエア」にある「HITOHACHI」さん。今回の根腐れ対策についても丁寧にアドバイスをして頂きました。スギベースを使って観葉植物を育ててみたい。という方、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
HITOHACHI WEB STORE (hitohachi18.com)
それではまた。
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