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ストレス社会
私が社会人になった20年以上前には既に言われていた。
たしか学生時代、更にその前から言われていた気がするのでかれこれ30年以上はずっとストレス社会が続いている。
いつまで続くんだストレス社会。
快適な生活を望めば望むほどシステムが複雑化してストレス社会化が進んでいる気がする。
でもそんなことを愚痴っていてもしかたない。
今回は私が日々実践しているマインドセットについて
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ストレス値を把握する
私は月に一度メンタルカウンセリングを受けている。
ベスリTMS横浜醫院 – 薬に頼らない働く人の心療内科│横浜横・桜木町1分|夜間・土日診療
クリニックの宇賀神先生から教えて頂いたのが今回紹介する内容だ。
人間は何か行動を起こしたとき必ずストレスが発生するといっていい。
それが心地よいものでも不快なものでも。
旅行やスポーツ、ゲームなどを思いきり楽しんだあとでドッと疲れがきたという経験はあるはずだ。
更に1日で許容できるストレス値には限界がある。

まずは自分のストレス許容値が100だとして、自身が取った行動にそれぞれストレスポイントをつけていく。
例えば、
起床…3
身支度…2
通勤…5
メールチェック…5
資料作成…5
打合せ…10
子供の寝かしつけ…10
といった具合だ。
どの行動にどれくらいのストレスを受けるかは人それぞれなので正解はない。
まずはありのままの状態を把握してほしい。
ポイントつけが終わったら集計をする。
始めは半日分でもいいし、慣れてくれば1日を振り返ってどれくらいストレスポイントが溜まったかを確認しよう。
このとき100を超えていたとしても大丈夫。
全く問題ない。
だってストレス社会なんだから当然。

宇賀神先生から聞いた話によれば5000を超えている人もいるらしい。
気を付けたいのがストレス許容値が超えているにも関わらず、それに気づかずまだ頑張ろうとすること。
もしくは、100を超えてしまったことで自分はなんてダメな人間なんだと思い詰めてしまうことだ。
繰り返しになるがストレスの感じ方は人それぞれだ。
いいも悪いもない。
自分が何にストレスを感じやすいのかをまず把握することが肝心。
気にしなくていい
ではストレス許容値が100を超えてしまった場合どうするのか。
現代社会で生きている以上ストレスを0にすることなんてできない。
でも気にしなくてもいいストレスというのは必ず存在する。
・クルマのバックミラーに移ったドライバーの表情
・自席の後ろのキーボードをたたく音
・上司の機嫌
・電車内に響く他人のくしゃみ
・同じマンションの住民が挨拶を返してくれなかった
などなど

些細なことを感じ取ってしまう気質の人もいるだろう。
私もそうだ。
でも全部気にしていたら100を余裕で超えてしまう。
些細なことと気づいているけどそんな些細なことを気にしている自分が気になる。
ロールプレイングゲームの毒ダメージのようにじわじわと心が削られるのだ。
だから気にしない。
もっというと気にしていられない。
その日に許容できるストレス値には限界があるのだから。
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無視するのとは違う
かといって他人の言動を無視して全部自分のやりたいように振る舞ってよいのかというとそれは違う。
社会の一員である以上、ルールは順守する必要があるしマナーや礼儀を欠いては輩以下だ。
先ほど紹介した行動ストレスポイントを見て優先順位をつけよう。
ポイント値が高い行動は更に分解して具体的にどういった事柄にストレスを感じたのかを明確にしておけば気にしなくてもいいこと、譲れないものが見えてくるはずだ。

私はときどき他人の声にすら不快感を受けるくらいストレス耐性が低い。
ストレスの見える化をすることで気持ちがすごく楽になったし気にならなくなったことも多い。
特別なトレーニングやツールも必要ないので興味をもった方は一度試してみてはいかかだろうか。
自分を救えるのは自分だけなのだ。
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