家系ラーメンは栄養バランスに優れる他、血管を修復する効果があると専門家は言う。
体に悪いと思われている「家系ラーメン」の意外な正体…じつは医師も推奨する「血管を修復する」驚きの健康効果(川口 友万) | 現代ビジネス | 講談社
家系ラーメンを食べると言う行為は決して背徳的なものではない。
腹だけでなくココロも満たしてくれるのであれば尚ヨシである。
今回は私がこよなく愛する家系ラーメン店について。
店舗紹介
ラーメンどんとこい家

朝4時オープン。
24時間営業の店を除けば関東最速だ。
D(どんとこい家)のイニシャルは伊達ではない。
髙橋涼介もきっと腰を抜かすぞ。
そして店舗の魅力は単に朝が早いことだけではない。
どんとこい家の魅力について順に紹介していこう。
力強く優しいスープ
どんとこい家のスープは豚骨醤油。
いわゆる家系にカテゴライズされる。

鶏ガラと豚骨を長時間煮込み、呼び戻しという製法で丁寧に仕込まれるのだ。
豚骨スープの伝統的な製法で、創業以来、釜を空にせず、減った分に新しいスープと豚骨を継ぎ足し続ける技法を指します。これにより、何層もの旨味が重なり、濃厚でありながらまろやかで深みのあるコクが特徴のスープが生まれます。この製法は高度な技術と手間がかかるため、職人技が求められる一方で、近年ではラーメン愛好家の間で再評価され、技術継承の動きも出てきています。
引用:Google AI
とてもクリーミーでまろやかな味わいが特徴。
しっかりとコクがあり力強さを感じる。
でも優しく、朝でもスッと飲めるのが驚き。
柔らかチャーシュー
どんとこい家のチャーシューは一般的な焼豚とは異なる。
醤油やタレなどに漬け込むことはしない。
塊肉にスパイスをすり込み専用の窯で焼き上げる。
作り方としてはスモークに近い。
じっくりと火を通すことで旨みが凝縮され、柔らかくしっとりしたチャーシューに仕上がるのだ。

このチャーシューには様々な楽しみ方がある。
まずはそのまま。
卓上のブラックペッパーをかけて。
ライスのおかずとして。
このチャーシューをつまみに酒が飲めたらなぁ。
妻よ、私に万が一のときがあれば墓前にキリンラガーといっしょに供えておくれ。
自分だけの一杯
どんとこい家の魅力を語る上では欠かせない要素。
それは豊富なトッピング各種だ。

中でもオススメは紫玉ねぎ。
普通の玉ねぎよりも甘みがあり、まろやかなスープとの相性は抜群だ。
見た目も華やかで食欲をそそられる。

更に卓上にズラッと並んだ調味料。
家系ラーメン店できくらげがあるのは珍しい。

そしてラーメン自体も麺の硬さ、味の濃さ、油の量を調整できる。
さながらロールスロイスばりのビスポークが可能なのだ。
ライブ会場
どんとこい家の店内は狭い。
L字のカウンター席が6席のみ。

グループや家族で卓を囲むことはできない。
水を取りに行くにも通路は狭く、他客とすれ違うことはできないため譲り合う必要がある。
一度に多くの客をさばけないため待ち時間が発生する。
といった具合に店が狭いことは一見ネガティブな要素に思えるだろう。
しかしこの狭さこそ店の魅力なのだ。
厨房までの距離が近く、自分の注文したラーメンが作られる工程を間近で見ることができる。
言わばライブキッチン。
麺の湯ぎり、盛り付け、店員同士の息のあった連携。
飲食店において料理が提供されるまでの時間というのは苦痛なものだ。
しかし、そんな待ち時間も楽しみに変えてくれる魅力がどんとこい家にはあるのだ。
一番大切なもの
昨今では冷凍技術の発達により自宅でも店舗クオリティの料理が食べられるようになった。
つまり店に行く必要性はどんどん薄れている。
そんな中わざわざ店に行きたいと思える魅力とは何か?
それは人。
店主をはじめ店舗スタッフにあると私は確信している。

ラーメン店なので高級ホテルのような接客を受けられるわけではない。
しかし、行列時の対応・入店した際の挨拶・調理の様子、全てが清々しい。
自分も誰かのために頑張ろうという気持ちにさせてくれる。
どんとこい家は空腹だけでなく、ココロも満たしてくれるのだ。

以上、【横浜市 保土ヶ谷区 ラーメンどんとこい家】ココロにも栄養を与えてくれる魅力。
気になった方は是非訪れてみてはいかがだろうか。
店舗詳細
ラーメン どんとこい家
住所 〒240-0065 神奈川県横浜市保土ケ谷区和田1丁目11−25
TEL 045-341-8282
定休日 日曜、月曜(臨時休業はXでお知らせ)
どんとこい家【朝4時OPEN】(@don888koi)さん / X
営業時間 4:00〜13:30(ラストオーダー13:15)

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