【メガーヌ メンテナンス】愛車との絆を深める時間

クルマ

クルマ好きにとって洗車とはただの洗い物ではない。

自ら手を動かし、汗をかき、愛でながら仕上げていく。

それは愛車との絆を深める貴重な時間なのだ。

川へ洗濯に行く

もし自分がクルマ好きでなければ洗車ほど気の進まない作業はないと思う。

混雑を避けるために早起きして、家から離れた洗車場へ向かう。

これだけでも嫌気がさすのに手洗いなんて発狂しそうになる。

近所にコインランドリーがあるのにわざわざ洗濯板をもって川へ向かうのと同じだ。

だがクルマ好きにとって洗車とはかかせないイベントなんだ。

思えば子供が生まれてから自分で手洗い洗車はほとんどしていなかった。

家事や育児に追われる毎日。

そんな中、少し家を空けられる時間ができた。

およそ1年9ヶ月ぶりに手洗い洗車をしたのだ。

貴重な時間

愛車メガーヌのボディカラーはオランジュトニックメタリックという名前だ。

和訳すると金属光沢のある元気な橙色。

メタリックが強く、太陽光の下では黄金聖衣のように明るく輝く。

この華やかな色を花と勘違いして虫が寄ってくる。

今日はてんとう虫。

なんだか朗らかな気分にさせてくれる。

しかし、質感で分からんもんかね。

結局のところ自分で洗車するのは手間がかかる。

正直面倒だなと思うこともあるがやってよかったという気持ちになる。

そう、筋トレに似ているんだ。

やりたい気持ちはあるけどなんか面倒くさいし、別にやらなくても誰の迷惑にもならないし、来週雨予報だしまだいいか…

などとなんやかんや理由をつけて家でゴロゴロしていても何も始まらない。

磨き上げる

久しぶりの手洗い洗車で気分ものってきた。

筋トレでいうところのパンプアップしてきたというヤツだ。

仕上げのワックスは固形を使った。

スプレーして拭きあげるだけの液状タイプも当然もっているが今回はあえて固形を使ったんだ。

固形ワックスも非常に手間がかかる。

塗って、乾かして、拭きあげる。

塗布しすぎるとムラになって台無しになることもある。

でもこれでしか得られないものがある。

じっくりとクルマを観察し仕上げていく。

愛車との間にまた一つ絆が生まれるのだ。

メガーヌはドアミラーの付け根やフロントフェンダーのエアアウトレット部分には樹脂パーツが使われている。

この樹脂パーツは紫外線に弱く放っておくと白く変色してしまう。

なんだかやる気のない営業車みたいになってしまうのだ。

こんな時に私が愛用しているのがアーマーオール。

タオルやウエスに染み込ませて樹脂パーツにすり込むように塗布していく。

少し乾燥させて空拭きすれば完成。

キリっと引き締まった黒が復活する。

明るいボディカラーに対して深いブラックがよいアクセントになる。

気づきと発見

自分で洗車をすると細かいところに気づくことが多い。

走りの完成度が高く、隙の無いメガーヌR.S.

私の車両に関してはリアゲートとウイングとの隙が無さ過ぎて干渉してしまうほどだ。

あれ?!こんなだったけ?

まぁ、こんなSNSネタのようなしょうもないことも発見できてしまうのだ。

子供中心の生活になっているので時間の関係上、普段は洗車機を使っている。

今回は久しぶり過ぎてワックスの塗りムラが出来てしまった。

「固形ワックスはなぁ、とにかく薄く薄く伸ばすんやで。」

頭皮の薄い実父に昔しつこく言われたことを忘れていた。

あと、ボディがざらざらしていたので鉄粉が刺さっているんだ。

次は鉄粉取りだな。

夏までにやろう。

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