【横浜市 保土ヶ谷区 どんとこい家】情熱と活力を頂く。

グルメ

パワーブレックファーストという言葉があるようだ。

Googleによれば「朝食を食べながら会議やミーティングを行うこと」を指すらしい。

…思わず目を疑ってしまった。

ただでさえ朝は胃液が逆流していて気分が悪く、低血圧でフラフラなのに仕事の話をしながら朝飯を食うなんて正気の沙汰とは思えない。

そうか、これはきっと遥か彼方の銀河系での慣習のことなんだな。

そんなところまでカバーしているとは流石Google。

今回は太陽系第3惑星地球の日本国におけるパワーブレックファーストについて。

わざわざ早起きしても行きたい

先に触れたが私は朝にメチャクチャ弱い。

そんな私でも早起きして足しげく通う店がある。

ラーメン どんとこい家

朝4時開店。

まだ夜中といってもいいくらいの時間から行列ができる。

毎日訪れるファンもいる人気ぶりだ。

(詳細は店舗紹介を参照)

人を惹きつける要素

飲食店において料理・接客・雰囲気の全てが満足のいくレベルであればリピートの価値あり。

その中でも応援したいという店は稀で、それには先述の3つの項目に加えて+αの何かが必要。

このブログで度々語っている持論だ。

どんとこい家の+αの魅力。

それは、、、

店主と店舗スタッフにあると私は思っている。

その人柄に魅せられて多くの人が訪れる。

ラーメン店なのでじっくり話をすることなんてないし、高級レストランのような接客を受けられるわけではない。

でもオーダーの取り方や行列時の誘導、カウンター越しに見られる調理の様子。

語らずともそのひたむきな姿勢に心を打たれる要素があるのだ。

どんとこい家のラーメンは確かに旨い。

まろやかなスープ、ほどよい塩気の柔らかいチャーシュー、食べ応えのある麺。

だけどそれだけで朝4時前から人が並ぶだろうか。

いくら旨いといっても毎日通うだろうか。

1分1秒でも寝ていたいカラダを無理やり起こして訪問したいと思うだろうか。

豊富なトッピングも卓上にズラッと並んだ調味料も、たくさんのお客さんが喜んでくれるようにという想いがカタチとなったものだ。

自分たちにできる精一杯のことを提供したい。

そんな気持ちに溢れている。

本当の魅力は作り手にあるのだ。

たゆまぬ努力

どんとこい家の店主は以前BARを経営していた。

それより前にラーメン店で修行経験があった店主。

二毛作として昼の時間帯にラーメンを提供し始めたのがどんとこい家のルーツだ。

経営は決して順風満帆ではなく、初めは全然客が来なかったそうだ。

1時間に客が1人も来ないことも珍しくなく、ギリギリの状況だった。

味を変え、サービスを変え、試行錯誤の毎日。

どうやったらお客さんが来てくれるのか、どうやったらお客さんが喜んでくれるのかを真摯に考えていたのだ。

そんな努力の甲斐もあり徐々にお客さんが増え、今や多くの人に愛される店になった。

「皆さんが支えてくれたのと、運がよかった」

と店主は笑顔で語る。

この人の力になりたい。

そう思えなければ周りは支えないし、運を手繰り寄せたのはたゆまぬ努力の結果に他ならない。

もちろん全てのお客さんがそういった背景を知った上で来店しているわけではない。

私も初めは知らなかった。

でも、この居心地の良さはなんだろう。

通いたくなるのはなぜなんだろう。

色々調べてみる内に色んな要素がリンクし、人と人が作る絆が重力になっていることに気が付いたのだ。

力を頂く

どんとこい家には多くのファンが存在する。

毎朝訪れてラーメンを食べてから仕事に向かうという人。

東京都内から始発電車に乗って週3ペースで訪問する人。

その魅力は単に朝早いからとか味が良いからだけではない。

皆、活力を求めて訪れているのだ。

自分も頑張ろうというパワーをもらっている。

どんとこい家でのブレックファースト(朝ラー)。

気になる方はぜひ訪れてみてはいかがだろうか。

一部引用:

深夜3時半に行列→朝4時開店!僅か6席で244杯を売り捌く最強朝ラーメン屋丨Japanese Ramen Food – YouTube

ラーメン どんとこい家

住所 〒240-0065 神奈川県横浜市保土ケ谷区和田1丁目11−25

TEL 045-341-8282

定休日 日曜、月曜(臨時休業はXでお知らせ)

どんとこい家【朝4時OPEN】(@don888koi)さん / X

営業時間 4:00〜13:30(ラストオーダー13:15)

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