メガーヌR.S. 正直レビュー|良いところと残念なところ

<クルマと向き合う、日々の記録>

愛車メガーヌR.S.

ルノー メガーヌR.S.を愛車として迎えてから3年が経つ。

このクルマと紡いできた思い出たちは、まさに我が家の歴史と言っていい。

まだまだ乗り続ける予定だが、ちょうど良い節目に感じたためレビュー記事を書くことにした。

とはいえ、メガーヌR.S.はすでに多くのモータージャーナリスト達がレビューをしている。

素人の私が出来もしない3段宙返りを試みたところで3段オチになるのは目に見えている。

そのため、育児奮闘中の2児の父親という視点でクルマの魅力を綴っていく。

スポーツ性能と実用性のバランス

一般的にスポーツ性能の高めれば実用性は損なわれる。

その逆もまた然り。

全てを満たせるクルマなんてものはこの世に存在しない。

しかしメガーヌR.S.はその相反する要素を高次元で両立させたモデルであると思う。

それを可能にしているのが4つあるドライブモード

簡単に説明すると

ノーマル

標準的な走行モード。

この状態で走るメガーヌは快適そのもの。

一般道~高速道路まで難なくこなせる。

とりあえずコレで走っていれば問題ない。

スポーツ

走りのモード。

クルマの素性を考えるとこのモードがメガーヌR.S.本来の姿といえる。

ノーマルに比べてステアリングが重くなりエキゾースト音が大きくなる。

シフトチェンジのタイミングが3000rpm付近まで引き上げられ、鋭い加速が楽しめる。

またアクセルOFF時やシフトダウン時の

「バフッ!パパンッ!」

というバブリング音もスポーツマインドを高めてくれる要素だ。

元気が良過ぎて朝の通勤時などは疲れるのが難点。

レース

スポーツモードをより過激にしたモード。

横滑り防止機能やらアクティブブレーキやらがいろいろOFFになるスパルタン仕様。

あまり使わないがノーマルとスポーツの2種類じゃさみしいもんね。

コンフォート

使わない。

とにかくエンジンの吹け上がりがかったるくクルマ自体が重く感じる。

コンフォートってこういう事ではないような…

私の主な使い方は通勤及び家族でのお出かけ。

サーキット直系のDNAとは全く無縁な使い方をしている。

開発テストドライバーのロラン・ウルゴン氏がそれを聞いたら盛大にズッコケると思う。

しかしメガーヌR.S.はそんな使い方にも十分対応できる懐の深いクルマだ。

ちょうど良いサイズ感

メガーヌR.S.はCセグメントにカテゴライズされる。

国産車で言えばカローラスポーツのような立ち位置だ。

ステーションワゴンやミニバンほど広くは無いが必要十分なサイズ感と言える。

冒頭で軽く触れた通り、我が家には子供が二人いる。

後部座席にチャイルドシートを2脚積んでいるため実質2シーター。

ラゲッジスペースにベビーカーを乗せても日用品程度であれば、空きスペースや後部座席の足元に収まる。

一方、全幅が1875mmあるため機械式のパーキングに入れる際にはやや気を使う。

それでも日常での取り回しは全く支障はなく、ファミリーカーとして大活躍している。

やっぱり運転が楽しい

改めてだがメガーヌR.S.の1番の魅力はやはりドライビングプレジャー。

私のメガーヌR.S.は2019年式、いわゆる前期型だ。

最高出力はカタログ値で279PS。

最新型のコルベットC8 ZR1が1079PSであることを鑑みるとハナクソに毛が生えたようなスペックだ。

しかし使い切れるパワーということを考えると必要十分といえる。

更にステア操舵時に後輪も舵角が発生する4コントロール、ショックアブソーバー内部に備わったHCC(ハイドロリックコンプレッションコントロール)など走りの機能満載。

巷では馬や鹿がスマホを見ながらでも運転できるよう、サポート機能全部乗せのクルマが続々とリリースされているらしい。

そんな昨今において運転が楽しいと思える生粋のホットハッチは稀なモデルだろう。

残念ポイント

当然欠点はある。

完璧な人間なんて存在しない。

クルマだって同じだ。

メガーヌR.S.にもちょっとイマイチなところはある。

バッテリー(電装)関係

突然けたたましい警告音とともにチェックランプが点灯。

アクセルが全く吹けなくなる。

アイドリング状態のままエンジンの回転が上がらないため、クリープ現象による徐行しかできなくなる。

一度エンジンを切り再スタートで治る。

ルノーディーラーにも見てもらったが原因不明。

このトラブルは過去に3度経験している。

▼そのときの記事

【メガーヌ トラブル】アクセルを踏んでも回転数が上がらない
運転中に突然警告音とともにチェックランプが点灯した。"Engine failuer hazard"アクセルを踏んでもアイドリング状態でエンジンの回転数が上がらない。テスターによる診断結果は...問題なし。ディーラースタッフもよく分からないとのこと。

経験上、バッテリーが弱くなっている冬の時期に発生しやすい。

ちなみに2025年3月にバッテリーを交換して以来、この1年間は発生していない。

↓純正バッテリーにはHi-LIFEと書かれている。

ネットで意味を調べたら”Hi-LIFE=過度にお金を使うこと”

まめに交換せよ。

というウィットの効いたフレンチジョークなんだろう。

▼関連記事

【メガーヌ メンテナンス】フランス車にアメリカのバッテリーを搭載する
今回は愛車メガーヌRSのバッテリー交換について。「Engine failure hazard」に加えて警告灯がいろいろ点いた。エンジンを再始動させると治る。更にデイライトの右側が点灯せず、ヘッドライトをオンにすると高速点滅する。

Keycard battery low

キーカードの電池が少ないというメッセージが出る。

いくら電池を新品に交換してもクルマ側がかまって欲しいときはメッセージがでる。

で、しばらくすると消える。

フランス人はおしゃべりが好きな国民だ。

クルマとて例外ではない。

これはメッセージを表示させるという機能が正常に働いているという証拠なので安心していい。

リアゲートとウイングが干渉。

ニュルブルクリンク最速の称号。

走りにおいて一切の隙がないメガーヌR.S.

その志は造形にも表れている。

特に私の車両ではリアゲートとウイングの隙間がなさすぎて干渉している。

干渉した箇所の塗装はハゲている状態だ。

しかしフランスはハゲが世界一モテる国。

堂々としていい。

などなど、細かい欠点はある。

でもフランス車の味と思えばどれも些細なこと。

逆にこれらを許容できないという人には正直オススメできない。

総評:日常と趣味を両立させてくれるクルマ

メガーヌR.S.は単なるスポーツ車という枠を超え、家族との普段使いにも対応できる実用性を持ちながら、走りも楽しいホットハッチだ。

多くのクルマが燃費や実用性を重視する昨今、こうした“運転していて楽しい1台”は貴重だと感じる。

家族との時間も、走りの時間も、どちらも大切にしたい。

そんな人にこそ、ぜひ一度体感してほしいクルマだ。

ルノー メガーヌR.S.(2019年モデル)

全長×全幅×全高 4410×1875×1435mm

車重 1480kg

最高出力205kW(279PS)/6,000rpm

最大トルク390N・m(39.8kg・m)/2,400rpm

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