メガーヌ、いよいよ車検へ。当日、「カードで払える」はずだった。

<クルマと向き合う、日々の記録>

いよいよ愛車メガーヌの車検。

以前、運転席側のデイライトが点灯しない不具合が発生したことがあるため、少しヒヤヒヤしている。

入庫日の前日、ディーラーから電話があった。

あいにく出られなかったが、内容は「明日ご来店予定ですので、リマインダーとしてお電話しました」とのこと。

いつもの営業マンではなかったが、こういう気配りはありがたいし、「ちゃんとしているな」と素直に嬉しくなる。

まさか翌日、自分の確認不足も巻き込んだ、思わぬ事件が待っているとは知らずに。

来店5分前

予約時間の5分前に到着。

いつも通り駐車スペースへ停めようとした矢先、受付スタッフが店内から飛び出してきた。

相変わらずNASCARのピットストップを見ているようだ。

もたつかないよう、必要な荷物はボディバッグにまとめてある。

エンジンを切り、ダニエル・クレイグの顔でクルマを降りる。

「今日、車検入庫で予約していた者です。」

ジェイソン・ステイサムの声で言うと、

「お待ちしておりました。どうぞ店内へ。お車のキーをお預かりします。」

エマ・ワトソンのような清楚なスタッフが対応してくれた。

この一連の流れ。

セルフオスカー受賞。

フランス車ディーラーに来ておいて全部イギリス人なのはご愛敬。

やっぱりそうなる

席に着いて待つ。

このディーラー、最近方針が変わったのか、モータージャーナリストによる試乗動画が大音量で流れている。

以前はゆっくりしたボサノバが流れていたのにな。

まぁ、この辺は自分のように経営へ携わったことのないエキストラが踏み込む領域ではない。

しばらくすると、

「あっ、あの、みぞ様ですか?」

そうだよ。

(マッチングアプリは、とっくの昔に消去したはずだが?)

いつもの、こちらが勝手に「相性が悪い」と思っている営業マンではなかったが、どうやら同じタイプらしい。

「あっ、見積もりを出させていただいた〇〇に代わりまして、私が担当させていただきます。」

とても低姿勢で丁寧なのは間違いない。

が、何か引っかかる。

「事前に内容は伺っております。

えー、車検整備一式に加えまして車検代行手数料をいただきまして……あっ、下回り洗浄はなしですね。本当にいいですか?

そして、スパークプラグ交換と……あっ、特製シャンプー洗車もキャンセルですね。本当にいいですか?

で、EDCオイルの交換……?これはエンジンオイルのことですね。フィラープラグの交換……ですね。」

……えぇ。

事前に内容確認済みで金額も合っているので、それでお願いします。

問題はこの先だった。

「ありがとうございます。それでは車検諸費用を現金でお願いします。」

、、、やっぱりそうなるよね。

確認したんだけどなぁ

事前に確認したんだよ。

車検入庫の予約をしたときに。

支払いはカードでもいいですか、と。

そしたら「大丈夫ですよ」と。

車検なんて、別に楽しみにしているイベントではない。

だから前回どうだったかなんて細かいことは覚えていない、というのが本音。

言い訳でしかないが。

だから、「クルマを預けるときに支払う車検諸費用もカードで大丈夫ですか」と聞いたつもりだった。

そしたら「大丈夫ですよ」と。

録音していたわけではないので何の証拠もない。

もしかしたら相手は、

「車検諸費用は現金なのが当然。整備にかかる費用だけカードでいいか?」

という意味で受け取っていたのかもしれない。

……と、電卓以下の脳みそをレッドゾーンまで回したが、ここで輩になるのは愚の骨頂。

「すいません、3,000円しか持ってないです。」

「そうですか。恐縮ですが、コンビニATMで引き出していただくことは可能でしょうか。」

自分はATM手数料なんぞ、転○ヤーの次くらいに不要な存在だと思っている界隈。

しかし、ここで渋ったところで話は進まない。

歩いて最寄りのコンビニへ向かう。

いつにも増して湿度が不快に感じた。

ふと、コンビニを前にして足が止まる。

銀行のキャッシュカードを普段持ち歩いていない。

どうしよう。

カードキャッシングなんて、核兵器と同じくらい要らないと思っているし……。

ディーラーへ戻り、事情を説明。

「あっ……そうですか。えー少々お待ちを。」

129年後。

「それでは、車検終了後に車検諸費用分のみ現金でお支払いいただけますか。」

スペシャルプレミアムゴージャスエグゼクティブDX対応ということで。

「すいません、助かります。」

説明不足を認めているなら最初からそうしてよ、と思わなくもない。

とはいえ、自分のツメが甘かったのも事実。

学び

今回はディーラー側の説明不足もあったとは思うが、自分の確認が甘かったのも事実だ。

「カードで支払えますか?」ではなく、「車検諸費用も含めてカードで支払えますか?」と、もう一歩踏み込んで確認しておけば防げた話だった。

車検は2年に一度のことなので、支払い方法を細かく覚えていない人も多いはず。

これから車検を迎える方は、事前に「どこまでカード払いができるのか」を確認しておくことをおすすめする。

そして少しでも不安があるなら、念のため現金も用意しておいた方が安心だ。

人は失敗からしか学べないとは、よく言ったものである。

余談

今回の件で、「キャッシュカードを持ち歩いていない」という自分の運用にも問題があると気付かされた。

そういえば、三井住友銀行の口座を作ったときに発行した三井住友カードを持っている。

このカードなら、クレジットカードとして使えるだけでなく、キャッシュカード機能も備えている。

選べる特典としてコンビニATM手数料無料がある。

これを使えば月1回はATM手数料は無料で利用できる。

普段使いのメインカードをこちらへ切り替えておけば、今回のように「現金が必要なのにキャッシュカードがない」という事態は避けられそうだ。

Vポイントの還元も悪くないし、子どもとの外出が増えればコンビニや飲食店で使う機会もあるだろう。

この一件を機に、普段持ち歩く財布の中身も少し見直してみようと思う。

詳しくみる▶クレジットカード : 三井住友銀行

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