手足口病。
何だか小学生がノリで考えたような名前だが、感染力が非常に高く、小さな子どもがかかると親も大慌てになる病気だ。
先日、2歳の長男が感染した。
そのときの症状や経過、家庭で気を付けたことを記録として残しておこうと思う。
この記事で分かること
- 2歳児が手足口病にかかったときの症状の経過
- 我が家で実践した兄弟への感染対策
- 保育園への登園再開までの流れ
手足口病とは?
手足口病は、乳幼児を中心に流行するウイルス感染症だ。
名前のとおり、手・足・口の中に赤い発疹や水ぶくれができるのが特徴で、発熱を伴うこともある。
咳や唾液、便などを介して感染しやすく、特に保育園や幼稚園では集団感染が起こりやすい。
ほとんどは数日で自然に回復するが、特効薬はなく、水分補給と安静が基本となる。

おそらく今回の感染源は保育園。
長男が発症した翌日、園から手足口病にかかった子どもがいたとの連絡があった。
もちろん園やその子を責めるつもりはまったくない。
限られたスペースで集団生活をしていれば避けられないことだし、もしかすると我が子が別の場所でもらってきて感染源になっていた可能性だってある。
長男に現れた症状
最初に現れた症状は発熱だった。
日曜日の午後。
午前中は家で普通に遊んでいたが、お昼頃から少しぐったりし始めた。
前日も公園で元気いっぱい遊んでいたので、「暑さで疲れたのかな」くらいにしか思っていなかった。
しかし、その後体温はみるみる上がり、39℃近くまで発熱。

すぐに小児科を受診すると、
「夏風邪でしょう。ただ最近は手足口病が全国的に流行しているので、その可能性もあります。」
とのこと。
今は発熱だけだが、手や足、口に赤い発疹が出たらもう一度受診してくださいと言われた。
その日は解熱剤と整腸薬を処方され帰宅。

ところが、その日の夕方。
突然の嘔吐。
長男自身も何が起きたのか分からず泣き叫ぶ。
その声を聞いて次男も泣き出す。
慌てる親。
いやいや、落ち着け。
吐き戻しは初めてじゃない。
以前、新幹線の車内で経験したあの出来事を思い出す。
▼新幹線旅。突然の乗り物酔いについて

まずは子どもを落ち着かせること。
自分の服にも嘔吐物がかかってしまったため、いい歳をしたオッサンがパンツ一丁で対応する。
その間、妻は次男を連れて避難。
手足口病は感染力が高い。
嘔吐物や排泄物、唾液にもウイルスが含まれるため、掃除と消毒は念入りに行った。
その日の長男は食欲もなく、食べられたのはバナナと子ども用ゼリーを少しだけ。
薬を飲ませて早めに就寝したが、熱が高く、2時間おきくらいにうなされていた。
冷えピタなんて気の利いたものはなかったので、保冷剤をタオルで包み、頭の下に入れて冷やした。

翌日の月曜日。
熱は下がったものの、まだ元気はなく食欲も戻らない。
当然、保育園はお休みだ。
そして午後。
手と足に赤い小さな発疹が現れた。

「これか……。」
再び小児科を受診すると、手足口病でほぼ確定。
熱も下がっていることから、「峠は越えていますね」と言われた。
特効薬はなく、水分補給をしながら安静に過ごすしかないとのこと。
それが案外難しいんだよなぁ。
2歳児は病気にかかっていても基本的に本能のまま行動する。
気が進まない子どもに水分を飲ませるだけでも一苦労だった。
家庭内感染を防ぐために
問題はここから。
次男に感染させないよう隔離しつつ、長男を看病しなければならない。
その日は在宅勤務と看病休暇を取得。
こうした制度が整ってきたのは本当にありがたい。
これまでの親御さんたちは、どうやって乗り越えてきたのだろう。
先輩パパ・ママには頭が下がる。
気になる次男への感染について医師に尋ねると、
「潜伏期間もあるので、すでに感染している可能性もあります。」
とのこと。
ただ、
- 長男が触れたものを次男にさわらせない
- 一緒にお風呂へ入らない
- 手洗い・消毒を徹底する

これらを実施することで感染リスクは下げられるそうだ。
我が家でも、長男に触れたあとは石けんで手洗いし、アルコール消毒をしてから次男に接するを徹底した。
むしろ親にできることは、それくらいしかない。
その後の経過
火曜日、水曜日も発疹は残っていたが、元気は少しずつ戻ってきた。
医師によれると、熱が下がっていれば発疹が残っていても登園できるとのことだったが、念のため数日様子を見ることにした。
その間、自分は午前中だけ在宅勤務、午後は看病休暇という形で対応。
こうした制度があることには本当に感謝している。
別に自分なんていなくても会社は回る。
でも、自分が家を空ければ家庭は回らない。
もちろん同僚や上司に迷惑をかけることもあるし、評価に影響することもあるだろう。
それでも今の自分にとって、一番大切なのは家族だ。

その後木曜日には保育園へ登園。
徐々に手足の赤い発疹は自然に治まっていった。
一方、心配していた次男は無症状。
隔離と手洗い・消毒が功を奏したのか、それとも祈りが天に通じたのか。
真相は分からないが、こうして我が家での手足口病騒動は幕を閉じたのだった。
おわりに
子どもが病気になるたびに思う。
代わってやれたらどんなに楽だろう、と。
でも代われない。
だからせめて、水を飲ませたり、背中をさすったり、夜中に何度も目を覚ましたり。
親にできることなんて、それくらいしかない。
それでも、子どもを信じ見守ることが親の役目でもあると思っている。
▼こちらの記事もオススメ



コメント