餃子の王将。
自分の飲食チェーン店ランキングでは、長年トップクラスに居続ける重鎮だ。
多い時は週3回ほど通っていたが、ここ最近は訪問ペースが落ちてきている。
育児を優先していて外食頻度がそもそも減ったというのが一番の理由ではあるが、もう一つは大好きだった焼きそばの麺がリニューアルされ、好みの麺質ではなくなったこと。
そしてもう一つは、一強だと思っていた餃子にも好敵手が現れたことだ。
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そんな心境の中、王将から満を持して餃子の季節限定メニューが発売された。
これは試さない理由がない。
▼王将、食べたくなったら…
スマホ1つで今すぐご飯!日本最大級の加盟店数から選べる【出前館】大葉香る夏餃子
餃子の王将史上初となる季節限定餃子。
まず結論から。
アリ。リピートする価値は十分ある。
「誰かに薦められる?」と聞かれたら、
「おいしかったよ。ぜひ食べてみて!」
と胸を張って答えられる。
それくらい完成度は高い。
▼公式HP

ディテール
少し細かく見ていこう。
価格は一人前330円(税別)※関東エリアの価格
ノーマル餃子と同じ価格で持ち帰りの場合は柚子胡椒が付いてくる。

この柚子胡椒をお酢に溶かして食べるのがオフィシャル推奨の食べ方だ。
もちろん通常のタレも付属されるので食べ比べもできる。
与えられた食べ方をただ受け入れるだけではなく、自分で比較できるのは素直にうれしい。
もちろん自分も、
・通常ダレ
・お酢+柚子胡椒
この2パターンで試してみた。

結論は……
お酢+柚子胡椒の圧勝。
恐らくこの組み合わせで食べること前提で開発されたと思うくらい相性がいい。
お酢のさっぱりした酸味。
続いて柚子胡椒の奥深い風味。
そして最後に大葉の爽快感が全体をきっちりまとめ上げる。
まるでジェット○トリームアタックのような見事な連携が、口の中で炸裂する。
一方で、通常ダレで食べても決して破綻はしない。
そこは王将餃子の土台の強さだろう。
ただ、大葉が最後にはるか対岸で手を振っているのが、うっすら見える程度。
王将が本来意図した食べ方ではないように感じた。
気になる点
個人的にはかなり好みだった夏餃子だが気になる点もある。
飲食チェーン店の限定メニューというのは話題作りが最優先であることが多い。
そして最終的には、
「やっぱりレギュラーメニューって強いよね」
と再認識させる立ち位置に落ち着くケースが少なくない。
あのマ○クやK○Cだってそうだ。
今回の夏餃子も、その”あるある”を覆すほどの唯一無二感までは感じなかった。
あくまでレギュラーメニューありきの存在である。

味のパンチ順で並べるなら、
にんにく激増し > ノーマル > 夏餃子 > 生姜餃子
という印象だ。
ノーマルでは少し重い。
生姜餃子では少し物足りない。
その中間を埋める存在とも言える。
逆に言えば、その隙間を求めていた人にはシンデレラフィットする餃子だろう。
もし王将がその潜在需要を狙って、この夏餃子を投入したのであれば、レギュラーメニュー昇格も十分あり得る。

「うまいんだったら、それでいいじゃん。」
という声ももちろん分かる。
それでもここまで語ってしまうのは、それだけ夏餃子のポテンシャルを感じたからだ。
一方で、需要次第では”隙間を埋める商品”で終わってしまう可能性もある。
先述した通り、チェーン店の季節限定メニューは話題性重視。
味についてはどうしても万人受けを目指す必要がある。
採算度外視の尖りまくったお祭りメニュー、というわけにはいかないのだ。
そして、ここまで長々ともったいぶって語ってきた理由がもう一つある。
それは……
ビールとの相性。
餃子とビールは一蓮托生。
切っても切れない関係と言っても過言ではない。
王将で提供されるのはアサヒスーパードライ。
決して嫌いではない。
濃い味付けの王将メニューとの相性は良い。
ノーマル餃子ならベストマッチ。
にんにく激増し餃子のパンチにも負けない爽快感がある。
ところが、夏餃子と合わせると少し話が変わる。
大葉の爽やかさが前に出るぶん、組み合わせとしてはやや軽く感じてしまう。
酒飲みの視点で見た場合、ここだけが少し気になった。
もし夏餃子をツマミにビールを飲むなら、キリンラガーのようなしっかりした味わいのビールのほうが、個人的にはオススメだ。

まとめ
散々好き勝手に語ってきたが、最後に伝えたいことは一つ。
夏餃子、おいしい。
王将らしさをしっかり残しながら、大葉の爽快感と柚子胡椒のアクセントが絶妙にまとまっている。
王将好きなら、一度は食べておいて損はない一皿だ。
期間限定だからこそ、気になる人は早めに。
ぜひ、お試しあれ。
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