転職活動は、思っているよりうまくいかない。
というより、最初はほぼ確実にうまくいかない。
転職エージェントは優しい。
「お任せください、大丈夫ですよ」
でも、あれはドラッグストアで
「ポイントカードお持ちですか?」
と聞かれるのと同じだと思っていい。
悪意はない。
ただの“仕事としてのやり取り”だ。
今回は、35歳で転職した私が実際にやらかした失敗のまとめ。
①「とりあえず応募」で迷子になる
最初にやったのがこれだ。
とにかく数を打てば当たるだろうと思っていた。
でも実際は逆だった。
・志望動機がブレる
・面接で一貫性がなくなる
・自分でも何がしたいか分からなくなる

結果、全部中途半端になる。
面接は場数を踏むことがなにより大事。
なので、「練習」と「本命」はきっちり分けて望みたい。
②「いい人そう」で会社を選びそうになる
転職活動は孤独だ。
うまくいかない期間が続くと、少しの“優しさ”に心が救われそうになる。
・面接官が優しい
・社内の雰囲気がよさそう
・楽しそうに見える
全部、危ないサインだと思ったほうがいい。
なぜなら、それは“外から見た印象”でしかないから。

③エージェントの言葉を鵜呑みにする
エージェントは頼れる存在だ。
でも、忘れてはいけない。
彼らは「転職を成立させること」が仕事だ。

中には、
・とにかく内定を取らせたい人
・合っていなくても勧めてくる人
もいる。
だからこそ必要なのは「自分軸」だ。
そもそも、なぜ転職しようと思ったのか。
・給料が低いからか?
・働き方に限界を感じたからか?
・人間関係に疲れたからか?
この“初心”を絶対に忘れないこと。
転職活動をしていると、
「この会社いいかも」
「ここなら楽そう」
そんな“青芝”がいくらでも見えてくる。
でも、それで選ぶとほぼ失敗する。
なぜなら、それは“今の不満を解決する視点”じゃないからだ。
大事なのは、
「何が満たされれば、自分の人生は豊かになるのか」
これをキチンと言語化しておくこと。
それができていれば、エージェントの言葉に振り回されない。
④面接で“本音すぎる”ことを言う
これは完全に私の失敗。
「何をしたいですか?」
→「家庭を築きたいです」
当然、不採用。

間違いではない。
ただ、答える場所と相手が違った。
企業が知りたいのは、「何ができるのか」「どう貢献できるのか」だ。
本音は捨てなくていい。
“変換”すればいい。
「家庭を築きたい」
→「安定して長く働き、責任を果たしたい」
面接は会話ではなく、評価の場。
ここを外すと通らない。
⑤「もうここでいいか」で決めそうになる
一番危ないのがこれだ。
転職活動は長引くと、判断力が鈍る。
・もうここでいいかな
・とりあえず決めるか
この状態の判断は非常に危ない。

基準が「良いか」ではなく「終わらせたい」になっているからだ。
こういうときほど立ち止まる。
・なぜ転職したいのか
・何を変えたかったのか
ここをもう一度確認する。
焦って決めるより、納得して選ぶほうがいい。
転職でブレないためにやるべきこと
迷ったら、これをやればいい。
今の職場の不満を3つに分ける。
・給料
・業務内容
・人間関係
この中で、最も優先すべきは「給料」だ。
これは現実の話。
人間関係や仕事のやりがいは、入ってみないと分からない。
でも給料は、最初から決まっている。
金をもらえれば飲み込めることも、金がなければ耐えられない。
金がないと選択肢が狭くなる。
極論を言えば、金がないと不幸になる可能性があるんだ。

まとめ
転職活動は甘くない。
でも、場数を踏めば確実に慣れる。
同じ業種を受ければ、質問も似てくる。
あんなにビクビクしていた面接だって、ドラッグストアで
「ポイントカードお持ちですか?」
と聞かれているくらいに感じるようになる。
だから焦らなくて大丈夫。

納得いくまでやること。
それだけだ。
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