「出世しないとダメですか?」と聞かれた日の答え。

<日常と趣味の、ゆるい記録>

ある日、会社の後輩から相談を受けた。

入社2年目。

生真面目で誠実、どこか甥っ子のように感じる好青年だ。

そんな彼が、少し言いづらそうに聞いてきた。

「社内で上を目指さなければいけないんですか?」

なるほど、いい質問だね。

今回は、そのやり取りの一部をまとめた。

社内での価値観や人間関係に悩んでいる人の参考になればうれしい。

結論:目指さなくてもいい

結論から言う。

目指さなくてもいい。

少し補足すると、彼の言葉の本音はこうだ。

あの人たちのようにならなければいけないんですか?」

あの人たちというのは自部署の部長や課長。

直属の上司のことを指している。

さらに踏み込むと、

「20年後、30年後、ああはなりたくない」

という気持ちだったらしい。

部長や課長は常に忙しく、突発的な会議や出張に追われ、上からも詰められる日々。

その姿は、自分の望む将来ではないと彼は言う。

──うん、よく正直に言ってくれた。

繰り返すけど、その人たちを目指す必要はないし、憧れる必要もない。

たまに「自分のようになれ」という臭いを発する人もいるけど、それはただの加齢臭みたいなものなので、そっと距離を取ればいい。

極端な話、日本に生まれたからといって全員が総理大臣を目指すわけじゃないよね?

会社員だからといってその会社の社長を目指すわけでもない。

それぞれが、自分の価値観で道を選べばいいんだ。

なぜ「目指さなければ」と感じるのか

とはいえ、その気持ちはよくわかる。

理由は単純で、上司が近い存在だからだ。

総理大臣や社長は、正直なところ普段何をしているのか実感が湧かない。

だから、特に意識することもない。

でも直属の上司は違う。

仕事にも関わるし、日常的に接点がある。

どうしても「比較対象」になりやすい。

この感覚、小さな子どもにも似ていると思う。

小さな子どもは、よく親の真似をする。

「こうなりたい」という無意識の成長過程だ。

思い返してほしい。

子どもの頃、何かに憧れた経験はなかったかい?

漫画のキャラクター、ゲームの登場人物、近所のお兄ちゃん。

多くは、身近に感じられる存在だったはずだ。

そして大人になるにつれて、他人の価値観や世間体といったノイズが入り込んでくる。

その結果、

「身近な人を目指さなければならない」

「憧れを持つべきだ」

と、無意識に思い込んでしまう。

でも、それは本当に自分の価値観だろうか。

まとめ:自分の価値観を優先していい

もちろん、仕事をしなくていいわけではない。

給料をもらっている以上、組織の一員としての責務を果たす必要はある。

そこはシンプルに義務だ。

ただし、

誰かに憧れることと、責任を果たすことは別の話。

たとえ上司であっても、所詮は他人だ。

他人は他人。

自分は自分。

それくらいドライでも、全く問題ないと思うぞ。

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